「僕のストーカー」

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「ほら、飲んで」 ストーカーの細長くて白い指先が顎に触れる。 そのままクイッと上向かされて、歯と歯の間に薬を割り込まれた。 噛むと、ジワッと広がる。 なにも考えられなくなる。 朦朧とする頭で、僕はバーチャルイン(バーチャル世界に入る)して、美桜を手招きして胸に抱き、ストーカーの腕も引っ張り、ベッドに入った。
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