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この事件を複雑にしているのは、繋がりがあるのに、互いを知らないということだ。
依頼をする方と、される方は、ギブアンドテイクの関係性はあるが、
直接やりとりしていない感じがあった。
「図で追ってみようね」
でも、その前に料理が出来たので食べておこう。
窓辺にテーブルを運んでゆくと、明海も反応して皿の前に座っていた。
俺は窓の反対側に、ホワイドボードも用意した。
「エビマヨです。エビ団子と、エビ餃子、それに韮と卵のあんかけ」
明海にも茹でたエビを渡しておいた。
「ノンアルですが、乾杯!」
まず乾杯すると、エビマヨを食べ始めた。
松下と二人でいると、料理の量が多い感じがする。
いつも、横から奪われてゆくのだが、今日はその手が無いせいもある。
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