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木村は黒い羽募金をしていたのは自分で、後はバイトと、関係する匿名の協力者で
成り立っていると言った。
ココロは、歩合制の仲間を持っていて、ねずみ講のような仕組みがあった。
大量の人が、ルールに従ってそれぞれに動いているが、実体はたった一人に集約される。
現場で病死や事故死をさせる者もいえば、失踪させる専門の者もいた。
でも、仕事をした分だけ金を貰い、組織としての仕組みはない。
しかし、ルールを破ると、処分されて消えるという事は分かっていた。
金の集金や、診断書の作成など、専門分野の人材もいて、個人であってもフォローがあった。
だから安心して、犯罪に関わっていった。
それぞれが、自分に出来る範囲の事をすればいいのだ。
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