119人が本棚に入れています
本棚に追加
死保(死保留中探索調査委員会)とは、死んでいる者、もしくは、
死に近しい状態の者で、自分が死んだ(もしくは、その状態に陥った)
原因を知らない者が行く場所となっていた。
死保にはチームがあり、それぞれに仕事がやってくる。
人は、何故死に至ったのか知らないと、次のステップに行けないらしい。
そこで、死保が調査していた。
死保と幽霊には違いがあり、幽霊は死を納得していない者で、
記憶には何故死んだのかが刻まれているらしい。
そこで、死を納得、もしくは昇華(条件をクリア)すれば次のステップに行ける。
しかし、死保の者は、死んでいるのかも、瀕死なのかも分からず、どこに行ったら
いいのか分からない状態となっていた。
そこで、自分がどうなっているのか、知らなくてはいけないのだが、
自分が思い出さなければ、調査が出来ない。
俺達は、自分の記憶が戻るまで、死保で働き続ける。
最初のコメントを投稿しよう!