Ｄｅｓｐｅｒａｔｅ

告白

何度もキスを交わしながら、体は火照っていく。
　今まで感じたことの無い感覚。
　アドレナリンとエンドロフィンが、交互に体と心に作用していく。
　お互い両手を組み合い、十字架でも描くかのように、左右の腕をそれぞれ、横へ真っ直ぐに伸ばす。
　肌が触れ合うことによって、直接的にお互いの気持ちを伝え合う。
　優に俺の硬い情熱をぶつける。
　俺の全身を、今までに感じた事のない熱い衝撃が、稲妻のように駆け抜けていく。
　優の細い体が反る。
　目を固く閉じた優の眩い表情が、俺の感情を更なる高みへと運んでいく。
　再び深く熱いキスを交わす。
　それぞれの想いを、ぶつけ合うかのように、二人の動きが激しくなる。
　繰り返す、情熱と愛情の激しい衝突。
　愛情のぶつかり合いが織り成す、余りにも熱すぎる情熱の永遠の物語。
二人の想いが綺麗にシンクロした時！
　全てが白く染まった。
　今、優は俺を受け入れた。
　そして、俺は優を受け止めた。
　秋の気配が漂う、長い静かな夜に……。