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都会は雪が多くない。降った雪はすぐに車に熨されて灰色に変わる。あの雪が見たい。 (雪…) 高架を抜けるとそこには雪野原が広がっていた。子どもの頃いつもすぐそばにあった景色が私の目の前に広がっている。 (ああ…) 高架を越えた先はすすき野原だった。 穂の開いたすすきが朝日を受けきらきらと輝いている。 ここにあの雪はない。 次の駅で降りて野原を目指す。 私は都会から離れていく。 ******
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