初恋
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突然 彼が窓を開けた 強い風が桜の花びらと一緒に吹き付ける 顔周りの髪が後ろへと引っ張られ 毛先が風に悪戯されているように くるくると顔の周りにまとわりつき スカートがふわっと舞い上がる 思わず小さく声を洩らし スカートに手を置いた途端 胸に抱いていた本を落とした 島崎藤村の詩集
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