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恵美先輩が、
俺の顔を、
上目遣いで覗き込みながら聞いてきた。
俺は、
炭酸飲料を全て飲み干してから
「はい。
いいですねぇ…。
成宮先輩。
『恋ばな』しましよう。
成宮先輩と『恋ばな』なんて…。
ドキドキしてしまいます…。
」
俺は、
恵美先輩の好きな人が聞けたらと『期待』しながらも、
裏腹に『不安』も感じていた。
「大河はさぁ…。
『好きな人』居るの?」
恵美先輩ペースで『恋ばな』が唐突に、
俺への『疑問符』からスタートした。
俺は、
正直に、
包み隠さず『恵美先輩』です!と、
声を『大』にして言いたかった。
しかし…、
恵美先輩と、
生徒会室と言う密室に近い空間での、
2人だけの『恋ばな』なのに…。
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