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すると、
恵美先輩は、
さっきまでの一人で辛そうな表情から、
一転、
満面の笑みを浮かべ、
嬉しそうに俺に話しかけてきた。
「大河…! ナイスタイミングだよ。
今日は生徒会の役員連中が、
塾だの用事だのと、
全く集まらなくてさ…。
今日、
用事の無かったあたしが書類作りを一人でやらされてたんだよぉ…。
もうぉ…、
疲れまくりだよ…。
大河、
生徒会室に入って、
入って。
さっき、
この生徒会の備品のコピー機で、
書類のコピーは、
終わったところ。
後は、
コピーした紙を半分に折って、
定数を何枚か重ねて、
ホッチキス止めだよ。
大河、
手伝ってくれるかな?」
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