理音2

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年始年末の休暇。 高校時代に家庭教師をして下さった兄の同級生だった白石咲絵先生と京都で夜ご飯を食べに行く約束をしたから、30日の午前の新幹線で東京から京都へ帰った。 咲絵先生も東京の、しかもntlデータでAI開発の仕事をされてる。 わりと近くに住んでいてもお互い仕事が忙しくてなかなか会えなかった。 日曜日以外は毎日お日様が上がる早朝もしくは出社時間に退社し、4時間ほど休んでまた出勤する生活。 咲絵先生も『同じようなもん』と言ってた。 やっと、咲絵先生とご飯にいけると思ったら、まさかの彩兄のアメリカで知り合った友人と咲絵先生が恋人同士でびっくりした。 彩兄はずっと咲絵に恋心を抱いてた。 でも、自分より賢い咲絵さんに気持ちを伝えられずにいた。 彩兄も咲絵さんよりは劣るけど県で5番以内に入るぐらい賢かった。 そして、スポーツもできて、社交的で人気者だった。 だから、彼女がいない時期はなかった。 咲絵先生への淡い恋心はもうなく、咲絵先生と友人の雷疾さんを冷やかす彩兄。 わたし的に、咲絵先生がわたしの義理の姉になって欲しかった。 女子トークがしたくて、咲絵先生と一緒に行こうとしたら、まさかの鬼SE 須賀真斗まで現れた。 しかも、須賀さんとわたしがペアで仕事をしてるからと、繋がりあるならみんなでっと5人で飲み会をする事になった。
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