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咲絵さんと楽しそうに夕ご飯の支度をする理音。
咲絵さんが俺と雷疾が感情センサーについてあれこれ議論している時に、俺と理音の関係を理音に聞いてた。
理音と付き合い始めた事をまだ彩人に伝えてない。
彩人は妹を激愛していて、妹に寄り付く虫を陰湿な手を使って退治していた。
そして、男とは最低な性と、理音が軽蔑するぐらい女遊びをしていたらしい。
彩人の下衆な発言を思い出し、理音に対して、大切にし、すぐには手を出さない方がいいと悟った。
彩人は、自分以上頭が切れる男にしか、妹は託さないと言っていた。
大学での成績等は彩人より俺の方が格段と業績を挙げていたが、雷疾には到底及ばない。
夕食を済まし、理音を理音が住むマンションの前で降ろす。
理音が隣にいる居心地の良さと癒しに、離れてしまう事が寂しく思う。
GW明けたら、また多忙な日々が始まる。
日曜日は一緒にいられたらいいなと願う。
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