真相2 設定

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真相2 事の発端は、蛇人間が精神病の治療の為に技術と材料を提供したこと。 悪意はカケラも無く、ただ純粋に治療したかった。 薬品の効果は「同じ薬品を使用した人間の精神を触れ合わせる」こと。 悪い方向へ向かった原因は、治験の為に大量の若い世代の人間に投薬したこと。 表向きには健全な精神を持っているように見える人間の鬱屈とした感情が百数十人分もの量で混ざり合ったことにより、想定していた「マイナスに傾いた精神を複数のプラスの精神に触れさせ修正する」効果が「複数のマイナスの精神により触れた精神をマイナスに引きずりこむ」効果に代わり、白昼夢すら飛び越え幻覚という形で現れた。 迷い込んだ世界は全て治験参加者の想像の産物である。 ファンタジー世界を基点とし、未知の薬を服用する不信不安を中毒性、「薬があるからには作る場所があるだろう」という想像を研究所、更に想像は発展し「未知の薬を作る研究所では非道な人体実験が行われており、被験者は化け物になっているだろう」との想像が実験体208を作り上げた。 出口は「必ず救われる道はある」との想像から。
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