「1」目から口へ

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「あっ、また目があった。。。。」 話したこともない彼女。 気になって、目を追いかけてしまう僕の目。 僕の気持ちは、ばれてないかな、。。 授業中も友達を見る振りして、見つめてしまう。 「あっ」 また、目があった。 ここでそらすと負けな気がし、ずっと見つめた。 彼女も僕を見つめる。。 5秒間見つめあった。 この後、僕はじっと見つめることをするようになった。 彼女も僕を見つめる。 見つめ合うたびに彼女を好きになっていく。 ある日廊下ですれ違った。。 何も話さない僕たち、、、 おもむろに声が出た。 「あの、、、」 彼女とぼくの声が重なった。
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