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第1章 南の島からストーリーは紡がれる
それはとある南の島からの出来事だった。
なんで今自分はこの島にいるのか分からない。
いろんな人達が笑顔で僕に接してくれる。
でも彼らが僕になんて語りかけてくれているのかは理解不能だ。
南国の常夏のこの島でリゾート気分を高揚させてくれる鋭い日差しと絵の具を溶かしたような真っ青な海だけが僕の味方だ。
僕は友杉由乃新。今年30歳になる。
平凡に地元のホームセンターなら就職して毎日を平々凡々と暮らしている自分の人生にもどうやら転機が訪れたみたいだ。
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