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「小百合さんいつもありがとうございます。アフターのご飯、今日は俺がおごりますね。」
「あら、頼もしい。」
別のテーブルに行こうと席を立った時、入口から入ってきた客がどこかで見た顔だった。
確か……蛍ちゃんの店にいた受付の子だ。
「来てくれたんだねっ嬉しいよ。」
「今日は会社の飲み会がこの近くであったんです~。」
近くまで寄って行くと、受付の子の後ろに縮こまりながら誰かがいることに気付いた。
「ユナ、ここどこ?すごく騒がしいし、お酒の匂いがすごい……」
蛍ちゃんだった────────
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