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彼の好きな物にももちろん共感した。
それは嘘偽りじゃなくて、自分が好きな世界観や見えている視界が同じだったから単純に嬉しかった。
コアな話が出来るのが楽しくて、話を掘り下げていくと他にもたくさんの共通点があって俺は胸が踊った。
特典のために本屋さんをはしごするとこ。
学生時代は授業中に漫画を読んで怒られていたとこ。
本当は好きな事を仕事にしたかったとこ。
会っていっぱい話しがしたい・・・・・・
もっともっと仲良くなりたい・・・・・・
それでも臆病なまま自信が持てず、躊躇ってしまう自分がいる。
仲良くなれたのに嫌われちゃったらどうしよう?
実は嘘をつかれていて怖い人だったらどうしよう?
そんな不安もいくじなしも・・・
抱えてしまってはネガティヴになるだけなのに。
読んでいる漫画の弱気な主人公に共感しながら、俺は布団に埋もれたままページをゆっくり捲った。
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