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恋でPON!
2の巻 ファイアーでPON!
♭ KAN KAN KAN KAN
「裏手の山や!Σ(´□`;)」
雨の少ないある夜中やった。
めったにないことやけど
近くで山火事が起こった。
「ここまで火は回らんと思うが
皆を池のそばへ集めてくれ」
「了解です(^-^ゞ」
長老の命令を受けて
俺達若手タヌキは避難訓練の
マニュアルに従ってみんなを集めた。
「エラい空が赤いままやなあ」
女子部が不安そうにしてる中、
「あ(゜ロ゜;あの祠の猫ちゃん」
ミィミが声をあげた。
つい最近裏山の祠に産まれた子猫3匹。
俺達もよく見に行ってた・・・。
「大丈夫・・・やろうか(×_×)」
う~~~ん( ̄▽ ̄;)
「ウチ、見に行くわ!」
ああ、やっぱりミィミは言い出した。
┐(-。-;)┌まあそんな優しいトコ、
好きなんやけど(〃ω〃)
「よし、見に行こう!」
俺達は裏山へ駆け出した。
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