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こっちを向いて欲しい。
俺のこの気持ちに気がついて欲しいのに。
君はこっちを見てくれない。
こっちを向いて欲しい。
君と目を合わせたいのに、合わない。
そんなもどかしい気持ち。
そんな時間ですら愛おしくなってる。
こっちを向いて欲しい。
君に近づいたら、気がついてくれるかな？
俺という存在に、気が付いてくれるかな？
こっちを向いて欲しい。
いつもの朝の時間、君は向こう側にいて、
俺は君の声すら知らない。
それでも、君ことが気になるんだ。
こっちを向いて欲しい。
向かい側のホームに今日も君はいる。
何の音楽を聴いているんだろう？
何の本を読んでいるんだろう？
誰に連絡をしているんだろう？
君の名前はなんていうんだろう？
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