13人が本棚に入れています
本棚に追加
再会の機会はすぐ訪れた。
大いに盛り上がった3日後。
私は夜行の高速バスの中にいた。
彼の住む隣町で行われる研修に参加するために。
ふと、彼のことを思い出した。
「実は明日の朝、そちらに着いて研修し、終わったら夜行で帰るんですけど
どこか時間つぶすところ知りませんか?」
メッセージしてみた。
まぁ返事は来るまい。22時だし。
と思っていたらソッコーで返事が届く。
「夕方から夜行に乗るまでお付き合いします。何を所望ですか?
皇居ラン?晩ご飯?」
・・・目がテンになるとはこのことだ。
おかげで翌日の研修は、落ちつかなかった・・・
最初のコメントを投稿しよう!