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「好き、好きだっ……奥も、手前もっ……あぅっ、貴文好き……貴文とするの好き……っ」
男のものとは思えない豊満な胸を見せつけるようにすれば、貴文は上半身を起こし、たまらないとでも言うように俺の片乳を無造作に鷲掴み中心を口に含んだ。
「はひっ……!?」
「ったく、この間まで冴えない童貞だったとは思えねえよ……。この、淫乱ドスケベがッ、ホント、最高だよ……!」
盛りのついた十代の男にとって、放課後はたちまち淫靡な課外授業の時間だ。性的好奇心は泉のように次から次へと溢れ出し、知ったそばからなんでも試したくなる。
それは俺と貴文も同じだった。
……ただし、男の俺が女の体になっているという点を除いて。
何を言ってるか分からないだろう。俺だってそうだった。でも、理由なんてどうでもいい。お陰で片思いの相手と、こうして肉体関係を持つことができた。そして、何より気持ちがいいのだ。
「ひぁっ……た、貴文ぃっ……ち、乳首はぁっ……!」
意地悪く乳首に歯を立てながらゴリゴリと敏感な媚襞を刺激され、飲み下せなかった唾液が口の端から溢れ出た。
「乳首好きだろ? こんなおっ勃てやがって……噛み千切ってやろうか」
「ひっ……ぁ!? やっ……!」
「なんてな。嘘だよ」
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