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「そろそろイきそうだ。翔太、いいな? 中に出すぞ……」
「んっ……出してくれ……何度だって……俺の中に……っ」
最奥を抉る屹立が体積を増して、肉道がギチギチと押し拡げられる。隙間鳴く繋がりながら抱きしめ合えば、もう胸は幸せ一色に染まった。
(たかふみ、たかふみっ、好き、好きだっ……!)
唇が触れるほど近くに、夢にまで見た顔がある。整った薄い唇、張りのある鼻梁、どこか日本人離れした美しさ。そして微かなタバコの香りが鼻腔をくすぐる。
「出る……出るッ……くぅっ……!」
精悍な顔が、悩ましげに眉根を寄せた。次の瞬間、ビクンッと俺を貫く剛直が凶暴に跳ね回った。
「あ……あぁぁっ、んぁぁぁ……!」
貴文が、俺の中に射精している。
何度も何度も彼に抱かれながら、俺は未だ夢を見ているような心地だった。
「たかふみ……好きなだけして……俺の体で気持ち良くなって……」
役に立ちたい。彼のためなら何だってできる。女にはできないことだって……
(だから、貴文。俺を見てくれ。俺を、その他大勢と同じにしないでくれ)
「ああ。擦り切れるまで、使ってやる」
「ん……うれし……」
「……なあ、翔太。この垂れるくらいでけぇおっぱいは誰のだ?」
「貴文の」
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