3:俺の命日

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ホモなんか大っ嫌いだ。 「・・・先輩??」 異変に気がついたのか春は抑えていた手を解き結弦の様子を伺う。 結弦は顔色は真っ青で体も震え、なにかに脅えているような感じであった。 「・・・っ・・・やめろって言ってんだろーがっ!」 耐えきれず結弦は春を全力で押すと春は簡単に離れた。 さっきはビクともしなかったのに。 「俺は男っ!女が好きなんだよ!!デカいおっぱいが好きなんだっ!!!」 真っ青な顔で中学生みたいな発言をするエリート。 結弦の事を知っている会社の人が聞けば唖然失笑するだろう。 案の定、春も一時思考停止した。 「ぶはっ、デカいおっぱいって!」 その後、耐えきれずに春は笑い転げる。 女の子が好きならおっぱいが好きで当然である。 結弦は断然お尻よりおっぱい派だ。 「先輩ってゲイすごく嫌いでしょ?顔に書いてあるよ」 「てめぇーみたいな奴が大っ嫌いだよっ!俺の前から失せやがれっ」 「あはっ!本当に口悪い!」 「はぁーほんとにゆず先輩って飽きない。僕、口悪いゆず先輩の方が好きだよ」 気がつけばゆず先輩と呼ばれ、気がつけばエリートの肩書きは消え、いつもの結弦モードに戻っており春の前だと調子が狂う。 ホモってみんなこうなのか。
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