156人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
まあそれは置いといて。
ベランダから飛び降りることにしました。
風を感じてすごく気持ちいよ。いつか試してみよう!
なんて、嘘でーす。やめてね?危ないから。
シェ「そこの森はなんかいっぱい居るよね」
ルシ「そうだなあ…逆にここらじゃそこの森くらいだろ」
シェ「それもそっか」
見事な荒地だもんな。
その荒地に城と綺麗な庭を作ったルシーはチートである。
みんな知ってるだろうけどね!
でもルシーはどんなにすごくても俺の恋人だからあげないよ!
トン、と地面に足をつける。隣を見ればルシーも立ってた。
シェ「あれ、ねぇ、ルシー」
森の方向を指さして問いかける。
ルシ「まぁ、こんな荒地にこんな城がいきなり建ったら警戒するのも当然だろ」
シェ「それもそっか。…確かに驚くよねー」
すっっっごく立派だし。
とにかく、気にしててもしょうがないので突っ込みましょう。そうしましょ♪
…きもいね。
シェ「行こっ」
ルシ「はいはい」
ルシーの手を引っ張って強制的に連れていく。走って。
当のルシーは苦笑しながら一緒に走ってくれるから、ほんと優しいよね。胸が暖かくなる。
そうして暫く走ると、森の麓に辿り着いた。
最初のコメントを投稿しよう!