魔界

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という訳で。倒れかけた俺は無事に(?)ルシーに受け止められて姫抱きされて、ルシーの首に噛み付いてます。 ………だって、ルシーのせいだし。 シェ「うぅ…」 片手で抱えられて頭を撫でられるけども。俺そんなに軽い? …ルシーが力持ちなだけだよね、うん。 でもきもちいな。撫でられるのは好きだ。 ルシ「ククク、可愛いな。悪いが、シェインもこんな状態だしな。帰らせてもらう。近いうちにまた」 エル「そうね、また会いましょう」 黒い、真っ黒い羽根がルシーの背後に広がった。 体が少しずつ上昇して、移動する。 シェ「ルシー、好き、だよ」 ルシ「知ってる。愛おしい俺のシェイン」 あぁ、もう、余裕すぎて。 腹が立つけど、たまらなく心臓がうるさい。 ルシーなんて俺に噛まれてればいいんだ。 ルシーの首をしっかり噛んで離さなかった俺は、このままベッドに連れてかれて寝かしつけられましたとさ。 沢山、たくさん、キスされた後に。
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