156人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
ぼんやり、ルシーの心臓の音を聞きながら、少しずつ覚醒する。
すこし、腰が重い。何か燻ってるような、変な感覚。
まあいいや。
シェ「ルシー、おはよ」
ルシ「おはよう。やっと起きたか」
ぎゅーーーって抱きついて離した。
シェ「何時?」
ルシ「もうすぐ昼だ。くく、よく寝たな?」
ありゃあ。それは。
きもちかったんだからしょうがない。
なんか、ぐっすりって感じで。
シェ「んんッ──────ふわぁぁぁ」
伸びをしてベッドから降りる。
ぱぱっと着替えて部屋を出る。中庭に行こうかなって思ってさ?
ルシ「シェイン、先に飯だろ?」
シェ「ん?あ、そっか。じゃあ食べたら一緒に中庭行こ?」
ルシ「食ったらな」
行き先を変更して、調理室に行く。
何作ろっかな…軽いのがいいよね。起きたばっかだし。
サラダと、ベーコンエッグとご飯にしようかな。
朝食にぴったりじゃない?なんか、王道みたいな。
シェ「用意するって言っても魔法使うからすぐなんだけどねー」
工程も盛り付けもほんとあっという間。
魔法って便利だわ。
最初のコメントを投稿しよう!