魔界

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シェ「離さないでね。ずっと一緒に居て?ひとりにしないで」 ルシ「頼まれても離さねぇよ。大丈夫。1人になれるなんて思うな」 ふふふ。 やっと顔を見合わせて、2人で笑った。 おでこにキスを貰って、頬に返す。 こんな些細なやり取りもたまらなく嬉しい。 シェ「ねぇルシー、お家もできたし、明日は何しよっか。正直さ、国じゃなくてもいいよね。仲良くなったみんなで集まってさ、わちゃわちゃして、遊んでさ。ベルとコーって元々こっちに居たんだよね。2代目の魔王ってどんな人なんだろ。突撃も楽しそうじゃない?」 ルシ「そうだなぁ。ベル達はまだこっちに来るつもりはなさそうだけどな。2代目はそのうち訪問するか」 そうだね。 シェ「あ、、ふぁ、ん…」 顔をすくいあげられてキスをする。舌を合わせて、あまりの気持ちよさに体が震えた。 ルシ「は、ご馳走さん。…こりゃ、外に出せないな。可愛すぎる」 …ルシーだって色気すごいし。大人の男のヒトってみんなこんな感じなの? いや、…ルシーが凄すぎるんだよね。 うー、なんか。やられっぱなし。しかえし、できないかな。 あ。 シェ「んん、…ふふふ。上手にできた」 とろけた頭で考えた仕返しは、首にキスマークをつけることでしたまる 何してんの俺!?墓穴ほったよね!ほらもう完全に墓穴ほった! 悔いは無いけどね!ええありませんとも!満足です!! よし。逃げよう。 ルシ「待った。逃がさねぇよ?」
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