魔界

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逃げる前に捕まった。 そうだよね、思考だだ漏れだし…高スペックだし。 ルシ「残念だったな?」 シェ「…ルシーは嬉しそうだけどね」 ニヤニヤしてる。 シェ「組み敷く必要あった?」 ルシ「んー、逃げられないだろ?」 うん。でも恥ずかしいよ…。 さっきと逆転。ルシーの整った顔が近いし、目がぎらぎらしてる。 ああ、頬があつい。 でも、キスマークは綺麗についてる。マーキングって大事だよね。 ルシ「大事だな。だから…な?」 ツケサセロッテコトデスネ。 真っ黒なルシーの髪の毛が首をくすぐるもんだから、もう逃げたくて仕方ない!逃がしてくれないけどね!! そうじゃなくてもさ、そんなに念入りに舐めるもの?むずむずするぅぅぅ やっと甘い甘い痛みが走って、あとが着いたことを悟った。 ルシ「ん…綺麗についた」 シェ「満足した?」 したよね?綺麗についたんだもんね? ルシ「まあ…どうだろうな。シェインが許すなら…」 シェ「…っ、ん。───、ルシー、したいなら………いいけど」 許すならとか言ってたけどさ、目が譲る気無かったのは気のせいかな。好きだけども、そこ含めて。 ……顔あっつい。
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