雪下律の過去
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それから誕生日まで俺は母さんとなるべく関わらないようにしていた。母さんが俺をちらちら見てる。けど無視した。また感情的な行動をしたらと思うと怖かった。 「律、今日いつ帰ってくるの?」 大学に行こうとしたとき母さんが声かけてきた。 「ごめん、今日遅いんだ。」 目を合わせずに言った。母さんはそう、と言う。 「ごめんね。」 母さんは小さく俺に言うとリビングに戻っていった。これが最後の言葉だった。
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