序章
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そして更に3年の後 戴冠の儀が執り行われる 永きに渡る地獄のような日々に 既に光を失った瞳は意思を宿すことも無く 駿河の慰みの為の傀儡として 己の私利私欲を満たす為に仮初の王を欲する 王族や家臣たちの傀儡として… 求められるがまま、ただそこに在る 彼の名は透央(すおう) 終焉へ向かう国の王となる
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