適当な説明【弐】

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適当な説明【弐】

で、二章ですね。二章は宗太郎と隼人がメインです。 はい、作中一番の嫌われもの、宗太郎君のお話です(黙) まずは二章のstory紹介から↓↓ Story(二章) 自分の夢を叶えた白夜は平穏な日々を過ごしていたが奏、隼人との曖昧な距離感が原因で自分の立ち位置、存在に悩んでいた。 そんな時、彪から隼人を狙う刺客が現れたと聞かされ、自分が※足手まといになる事を懸念し、奏の家から出る決意を固める。 その日の帰り道、唸りながら蹲る青年と遭遇。空腹で動けないと言い張るその男に御飯をねだられ、無理矢理奢らされる羽目に。彼の名は奥入瀬宗太郎と言う。 翌日、奏の家を出た白夜は、再び前日と全く同じ状態で空腹と戦う宗太郎と再会。 それから「旅は道連れ、世は情け」だと付き纏われ、白夜は宗太郎の素性を知らぬまま仲を深めていく――     「――知らなかったなぁ……隼人に、こんな可愛い弟がいたなんて……」 ※アルト転生の為、自分の中に流れるアルトの血を全知に返還した事で剣術能力が大幅に下がっていた。後にアルトの息子、ハルトの血を飲み覚醒、剣術能力を取り戻している。 ーー アルトとは前述した、白夜の前世の近衛騎士さんです。← まあ、それはおいといて。 宗太郎は隼人を狙う刺客の総大将ではありますが、まさかたまたま引っ掛けた女が隼人の大事にしてた女だなんて気付かないって言う。しかも、兄弟よろしく本気で白夜に惹かれてしまい……血は争えないのかしら。 宗太郎は小太郎、ミナギと共に隼人に恨みを抱く人間に声を掛けては仲間にし、梟首衆を調べあげて、しらみ潰しのように隼人に関わりがある連中などを攻撃していました。 ですが、隼人の行方は愚か、存在すら掴めず、旅をしている中で白夜と出会ったという訳です。
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