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ですが、また事件は起きてしまうのですね。
それが、朝陽達がたまたま出向いたバイト先、それは街の人気な刀屋でした。そこで、白夜は見つけてしまいます。
宗太郎が作った刀を。それをふと手にした白夜に、事情を知らない店主がペラペラと宗太郎達の話(店主は奥入瀬刀鍛冶屋の大ファン)をしてしまい、白夜の心境は一変。
店主が朝陽達と居なくなった隙を見計らい、奥入瀬刀鍛冶屋の刀を持てるだけ持ち出し、破壊行動に走ります。軽い精神崩壊ですな。
それに気付き、白夜を止めた朝陽。
ですが、白夜は錯乱の末、フラッシュバックを起こしてしまい、意識を無くします。
そうして目覚めた時に刀を破壊していた理由を聞き、朝陽は白夜が感情喪失した全ての真相を知る訳です。
そしてそれを受け止め、白夜に手を差し伸べます。男不振なら無理に恋人にならなくてもいいから、傍に居てくれと。
朝陽は元々、子供を欲していません。
孤児院の子供達が、自分に親がいない事に引け目を感じたりしないように、子供を作ってしまっては子供達が何かしらの形で傷つく事を恐れ、結果。女も無理に作る理由がなくて、32年間恋愛してこなかったのもあるのでしょうが。
だから、口悪く言えば本当に白夜は運命の相手だと朝陽は朝陽で感じるわけですね。
ですが、白夜は宗太郎のトラウマがある以上、朝陽のそれをすぐに信じることは出来る筈もなく。
そこで、「お前さんがいいと言うまで、手は出さない」と言う条件も提示し、朝陽は白夜に告白するって言うね。
いいぞ、朝陽。男だな( ° д°)、ペッ←まて
白夜はそれで、以前のような感情や笑顔を殺す事を止め、晴れてアホップル誕生です。万歳←
アホップルになってからは、また弥一達を巻き込んでラブコメ風に戻りますが。
やっぱり、二人の幸せは長く続きません(酷)
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