適当な説明【漆】

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適当な説明【漆】

では、まず霙と白夜の関係について。話をしていきたいと思います。二人は実は、本人達の気付かない部分で深い関係にあり、それがあるからこそ必然的に求め合う関係になれたんだと思います。 と、言うのも、二人は元は同じ魂の持ち主。 白夜は本来、別次元の人間で、霙はこの次元での在るべき白夜の魂。って訳です。 干渉し合う事など有り得ないものが干渉し合ってしまった事により、この二人は自分達の目に見えない、感じられない所(無意識)で歪みが起きていたりします。 例えば、 霙は自分大好き。白夜はその逆。だから白夜は霙を好きになれそうでなれない。反対に、霙は白夜に必要以上に強く惹かれている。 という無自覚現象が起きている訳です。 魂が同じである以上、無意識の反作用があり、 白夜が霙に対して自然体で居られたり、霙が白夜に対して千里眼が鋭く発揮されるのも魂が同じだから当たり前の事なんですよね。 出会った瞬間から、この二人はある意味運命を感じられる相手でもあります。白夜にはないものを霙が、霙にはないものを白夜が持ってると言うことも沢山あるのです。 それはちょっとそこいらの伏線を張った小説があるので、貼りますね。数年前にこどもの日だと友達に送ったものなので、適当な会話文章ですが、宜しかったらどうぞ。 →→→
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