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屍
消してしまいたい。苦しみに行き
存在の是非 、愛や恋を語、、
この身体の 始まりは? 絡まる欲情の産物
海を呪い、山を 恐れ
生き抜い来た、、小さな 己。
これからを 捧げるものなどなく
熟れた 果実が 朽ちる・・
嬲り《なぶり》遊ばれるならば
出逢い無用
生きるを つらぬく
常の弧 耐え 過行く
タレぞ 知らん。
行きる この世の 闇
身体と心の歪み とは 不死の病
屍とは この事なり。
タレぞ知らん。
誰も 知らない。
知らない。
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