何者?!

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「おい、おまえ!!」  絶対に逃がさないつもりでアレックスは額と?、それと本人は気づかずの鼻血など相手にせず、突き落とされたときと同レベルのスピードで階段を駆けのぼってみせつけては、  あとちょっとのところで、とっ捕まえれそうだったが、不確定な存在のものは不敵な笑みだけを残し、土壁と本当に同化して溶け込み、姿を消した。  理解不能。  どれだけ常識的な考えを覆しても、こんなことはありえない。  アレックスという男は完全な現実主義なのものだから、たった今、目前に起きた非現実な出来事を受け入れられるわけがなく、疑問に満ちた表情。 「おーーーい、アレックス、どうしたの? みっともない悲鳴が聞こえてきたみたいだけど!?」  すでに降りきったエレナが含み笑いをまじえた大きな声で、反響させながら言ってきた。  そのことがきっかけに呆然としていたアレックスを素にもどす。  エレナたちの危害を与えられるのではないかっと、螺旋階段を全力速力で駆け下りたものだから、  係員に「ダメですよ!走っちゃ危ないですよ!」  と怒られるはめとなり、危害がなかったエレナとカラフルと、緑の肌をした少女に笑いものにされ爆笑されてしまった鼻血ぶーのイケメン男子。     
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