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猫のくせに上から目線な発言にイラっときたエレナは、胸に抱き寄せたある物の角でカラフルに突っつく。
「そんな言い方はないんじゃないの?」
ぷんすかっとエレナは幼い感じで怒る。
ある物の角で突っつかれたカラフルは嫌がった表情をしながら避けようとするが、避けきれないで痛そうな顔をする。
少女は。ニシシシっと無邪気に笑い、執拗にイタズラをする。
そんなことしていてもしかたがないから、エレナはまた胸に抱き寄せては、広場の中心から去り、ずっと目をつけては楽しみにしていたカフェへ矛先を向け、軽い足どりで向かいはじめる。
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