鈴木拓真

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そうめんのザルを洗い終わった所でチャイムが鳴った。 「はーい……ゲッ!」 ドアを開けると、お隣のなつ姉が立っていた。 「おっじゃましまーす」 ずかずかと入ってくるなつ姉には早速俺の頭に手を置いて来やがった。 「おっ、久しぶりだな-。元気してたか?チビ」 「なんだとぉー!!」 なつ姉は隣の西沢家の生意気コンビの一人だ。高校生で身長がでかいからってすぐ俺をチビ呼ばわりしてくる。 「お邪魔しまーす」 その後ろから生意気コンビの二人目の声が聞こえた。
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