その男、ロベルタ

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さて、ヘルメスによってチームに案内されるロベルタとメアリー。 ヘルメス「自己紹介が遅れたな。俺はヘルメス・ヘラドーラ。出身はコンペンソ。」 ロベルタ「ドミナと近いな。」 ヘルメス「あぁ。ちなみにこの屋敷そのものがチームの拠点でもあることをよく覚えておくように。ちなみにロベルタ、家は?」 ロベルタ「宿屋暮らしだったからないな。」 ヘルメス「そうか。」 そして、獅子のレリーフのあるドアを開くヘルメス。 そこには7人の男女がいた。 その中に。 アドニス「ロベルタじゃないか!」 ヘルメス「あぁ、アドニス。ロベルタ・ペルツォフ。今日付けでうちの新人だ。」 メアリー「よかったね☆」 ロベルタ「他は?」 ヘルメス「紹介しよう。そこで本を読んでるのはフェストルス・バーディネー。かなりの情報通だ。帽子をかぶってる奴はペロケ・カルトロン。腕利きのガンマンだ。黒っぽい服を着ているのはドゥランゴ・エラドゥーラ。うちのサブだ。ツインテールの少女はパトリシア・ルクサルド。事故でちょっとおかしくなってるが気にするな。機械をいじってるのはシオドア・アドヴォカード。見た目と裏腹にフェミニストだ。で、薔薇色の髪をしてる女がローズ・ミクロ。色仕掛けをすることがあるが、契約で決して深く踏み込まない。」 ロベルタ「元傭兵のロベルタだ。取り敢えず、よろしく。」 ペロケ「おぉ、よろしくな。」 ローズ「よろしくね、新人さん。ドゥランゴも何とか言ったら?いい話し相手になりそうじゃなくて?」 ドゥランゴ「ふん。まだ信用していいワケじゃない。」 ローズ「つれないのねぇ、ドゥランゴ。」 パトリシア「ねーねーヘルメスー!傭兵って何~?」 ヘルメス「人を護衛する任務を持つ役職のことだ。ロベルタは契約上、メアリーの護衛を継続している。」 シオドア「俺たちも何度かメアリーの護衛をしてきたけど、本格的になってきたんだな。」 フェストルス「お忍びなんてするから。」
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