理由を探る

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ヘルメス「こうなったら分担して時間短縮だ。ロベルタとメアリーとフェストルス、そして俺とアドニスに分かれよう。」 フェストルス「よろしくお願いしますよ。」 アドニス「一旦またね、ロベルタ。」 ロベルタとメアリーとフェストルスは4頭目に挑む。 フェストルスは鎌を持ち直すと、刃が紅く光った。 そしてそのまま降り下ろした。 フェストルス「アンタレス!」 ベヒーモスが怯む隙に、ロベルタの攻撃。 ロベルタ「閃律!」 そしてメアリーが魔法をぶつける。 メアリー「フロストバイト!」 ベヒーモスはまだ倒れない。 ロベルタ「まだか。だったら、月輪!」 輪のような斬撃を飛ばすロベルタ。 そしてようやくベヒーモスは倒れた。 ロベルタ「おい、フェストルス。レオノにはベヒーモスが生息してるのは普通あり得ないのか?」 フェストルス「はい。これはうちでは常識ですよ。」 メアリー「じゃあ何で?」 ロベルタ「それは狩りながら考える!」 その頃。 ヘルメスとアドニスも1頭倒した後だった。 アドニス「後はひぃふぅみぃ……嘘~ん、6体もいる…。」 ヘルメス「この様子じゃ、生存者の確認も絶望的だ。」 と、ベヒーモスが2体突撃してきた。 ヘルメス「一気に来たな。」 アドニス「だったら!」 言うなりアドニスが天に弓を構えた。 アドニス「滅赤(けしあか)!」 すると、赤い矢が天から降り注ぎ、2体のベヒーモスを貫いた。 2体はそのまま倒れた。 ヘルメス「アドニス、よくやった。」 アドニス「後4体だけど。」 ヘルメス「今度はこっちから仕掛ける!」 そして、1頭に狙いをつけた。 ヘルメス「くらえ、風炎斬!」 炎をまとった刀で斬りつけるヘルメス。 すかさずアドニスも追い討ちをかける。 一方。 ローズは酒場である男に会っていた。 男「やぁ、ローズ。」 ローズ「ハァイ、バリー。ねぇ、レオノに関する情報持ってないかしら?」 バリー「レオノ?まさか、魔物の異常生息か?」 ローズ「だったら話は早いわ。コルハーロ村にベヒーモスが出たみたいだけど。」 バリー「なるほど、レオノにいるハズのないベヒーモスが村を荒らしてるのか。これに関しては俺らの間では憶測が飛び交ってるんだよ。まさかと思うが、帝国の陰謀か、聖義軍の仕業か。」 ローズ「確かに聖義軍なら何をしても許されると思いそうね。『聖義』に反する者は消すつもりで。」
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