4人が本棚に入れています
本棚に追加
そして祭りが終わる頃。
メアリー「じゃ、あたしマルサーガに帰るね。お代は明日にでも払うから。」
ロベルタ「いや、待て。夜道は危険だ。国境まで護衛する。」
メアリー「あら、サービス料もあるの?」
ロベルタ「いや、追加オプションだ。」
そして、ロベルタとメアリーがドミナ帝国の国境まで歩いていくことになった。
街を抜け、森を抜けようとした時だ。
いきなり山賊7人が現れた。
山賊「おい、そこの女を置いてけ!」
ロベルタ「断る!」
言うなりロベルタは剣を抜いた。
山賊「その女は俺たちの間では賞金首でね、捕らえたら500万モーノが手に入るんだぜ!」
ロベルタ「お前たちの間では、か。尚更ダメだな!」
そして、山賊を次々に斬り倒す。
メアリー「あたしも手伝うわ!」
と、メアリーがロッドを振った。
メアリー「ファイアボール!」
火の玉が山賊に次々に命中した。
そして7人をあっさり片付けた。
ロベルタ「こんなもん……待て。」
慌てて振り向くロベルタ。
今度は別な山賊。
ロベルタ「また狙いはメアリーかよ。おい、賞金首にされるほど何かやらかしたのか?」
メアリー「ママがギャングだから…かな?」
ロベルタ「それだけか?もういい。メアリー、ここは俺が引き止めるから、お前は国境を越えて逃げろ。」
そしてロベルタが山賊に斬りかかるが、今度はより強い山賊だったためか、歯が立たない。
しかもメアリーが逃げようとすると、新手まで出る始末。
ロベルタ「メアリー!」
メアリー「大丈夫よ。サンダーヴォルト!」
電撃で山賊を攻撃するが、数から追い付かない。
ロベルタ「畜生!」
業を煮やしたロベルタが、相手にしていた山賊を蹴飛ばすと、メアリーの前へ行こうとする。
山賊「やめとけ。その女は諦めろ!」
ロベルタ「うるせぇ!」
そして山賊を次々に倒すが、背後にいた山賊に殴り倒されてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!