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「お父さんは私に興味ないのかと思ってた…。いつも、いつも仕事で家に居なくてお母さんも」
私の涙は止まらなくて、次第にしゃっくりまで。そんな私をお父さんは抱きしめて、頭を撫でてくれた。
「すまない、本当にすまない」
お父さんは何度も何度も謝ってくれた。
手術室からお医者さんが出てきた。どうやら手術は成功したようで私は安心しちゃった。
とりあえず、意識が戻るまではおじちゃんが側にいるとのことで、私は一旦お家に戻って身体を休めることになった。
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