序章 最期の時間

1/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ

序章 最期の時間

〇箱根関所    1702年    江戸時代・春    箱根山山麓に築かれる    難攻不落の関所    江戸方面と京都方面を結ぶ東海道に    それぞれ大きな門がそびえ    その中に関所が建つ    施設内には    関所を越えるための    手続き・審査をする    番所、詰め所、休息所等が有り    そこで働く者も    関所内で寝泊まり    働ける様になっている    また簡易的ではあるが    罪人を捕らえる牢屋や    お白洲が配置される    関所は柵で囲まれており    その柵は    箱根山の山頂まで続いている    常に厳しい審査が行われているが    眼下に芦ノ湖があり    観光地としても人気を誇る
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!