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「なんだか生きにくい世の中だな。」とハリトカゲは言った。 「そう言うなよ。」砂利道を整備しながらハツカネズミが答える。 「ぼくはこの★をいつか出る。」とハリトカゲが言う。 「面白いことを言う奴だな。」とハツカネズミが答えた。 「このヘンテコなシステムがすべてじゃないと思うんだ。」星々の悲しみを感じながら、ハリトカゲは言った。 「そんなことより、さっさと仕事を終えて一杯飲もうぜ。ハリィ。」とハツカネズミはスコップで道をならす。 「一杯のビールにかなうものなし、か。ビリー。」とハリトカゲのハリィはため息をつく。 「そういうことだ。宇宙に行くなんて考えるのは、ロマンチストか植物人間だけさ。」とハツカネズミのビリーは諭すように言う。
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