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初めての恋は
高嶺の花 。
そう呼ばれる人はきっと何処に行っても一人は居る訳で 。
勿論私の通う学園にもそう呼ばれる人が居る 。
綺麗で運動も勉強も出来る 。
生徒会長を二年連続で務めており 、此の学園の顔とも呼べるであろう人物 。
そんな会長に恋心を抱く人も少なくは無い 。
だがそんな高嶺の花である会長には既に彼女が居る 。
其の彼女と言うのが学園の月と呼ばれる生徒会副会長 。
影でそっと会長を支え続けている人 。
副会長 .... 優しくて儚げな其の人が私は好きだ 。
此れは初恋と呼ばれる物なのだろう 。
小さな頃から恋をして来なかった私に恋をする気持ちを教えてくれたのは副会長で 。
甘くて切ない気持ちにさせてくれる 。
副会長は私にとって好きな人でも有り 、恩人なのだ 。
副会長が居なければきっとこんな気持ちも知らないままだっただろうから _ 。
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