~エピソード2 迷宮編~

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  「クレタ人は、いつも嘘をつく」      ーエピメニデス(クレタ島の哲学者)ー エピソード1 神託編 のあらすじ  コリントス王子エディプスは、自分が王の実の子ではないとのうわさを耳にする。王に直接聞いてみればいいものの、そこはギリシャのお約束、はるばるデルフォイまで神託を伺いに行く。そして、本当の親かどうかの質問は完全にスルーされ、「父を殺し、母と××する」というとんでもない神託を授かる。  コリントス王を父と信じていたエディプスは、家に帰るのはまずいと判断し、反対のテーバイへと向かう。実は本当の父であるテーバイ王ライオスと偶然峠道ですれ違い、御者(ぎょしゃ)ポリュポンテースと知り合う。その後、ライオス王は崖から転落死してしまう。クーデターの黒幕は王妃イオカステとその弟、そして実行犯は御者ポリュポンテースが疑われているが、真相は迷宮入り・・・。  エディプスは峠道を過ぎ、怪物スフィンクスと出会う。謎を解くと死んでしまうと聞き、優しいエディプスはあえて正解を答えず、連れ立ってテーバイへ入る。そこで美魔女イオカステ王妃の色仕掛けに撃沈するも、ポリュポンテースに助けられ、スフィンクスとともにテーバイから逃れ、コリントスに帰って来たのだった。image=513147007.jpg
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