序章 飛び込んできた依頼人

1/1
10人が本棚に入れています
本棚に追加
/106ページ

序章 飛び込んできた依頼人

ある昼下がりの事… 玲奈「こんにちは~。ココって…オヤジレンタル株式会社…ですか?」 拓人(たくと)は「ああ…?」と言いながら、やっと机の上に上げていた足を下ろした。 玲奈「あのう…オヤジ貸してください! 今すぐ…私、ボディーガードが必要なんです! あの…追われているんです! だから…私をガードしてほしいんです!」 矢継ぎばや に喋る制服を着た女子学生らしき人物は… 「隠れて! そこ! 窓から離れて!」 そう言って彼女も…事務所の机の陰に隠れた! 「追われているのか!」 腰が引けながら机の陰に隠れた拓人の問いには答えず… 玲奈「あいつ! 付けてきたんだわ!……   ねえ! 契約は3日間! 仕事は私を護る事! 報酬は10万! どう?」 拓人「分かった! 10万で手を打とう! ただし…状況しだいでは危険手当を上乗せして貰うからな!」 それから二人の逃亡劇が始まった。
/106ページ

最初のコメントを投稿しよう!