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「美代子さん…続けて…。」
鈴木は聞きながら美代子の手を握った。
美代子「そして、鈴木さんに出逢って…
会社を任せてもらって…
私、今…幸せよ。
親戚に預けている娘と息子の事は心配だけど、
直ぐに迎えに行くわ。」
鈴木「僕の事は好き? 恩を着せて美代子さんをモノにしようとする…。」
「鈴木さんが…そんな人じゃあ無いって分かってるから来たの…。
もし、そういう人なら付いて来たりしない…。」
美代子は ちょっと上目遣いに鈴木を見てみた。
「参ったなあ…それじゃあ美代子さんの前では良い子にしてなきゃあ成らないね。」
鈴木はお預けを食ったような顔をしてみた。
美代子は、そんな鈴木が可哀想に見えて…
スルリと鈴木の布団に入った。
「優しくしてね…。」
美代子は鈴木の中で女を取り戻した。
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