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我に返って溶けた飴玉を薔薇柄のゴミ箱に捨てた。来月、引っ越しを機に部屋のものを処分しようと思っている。 「本当の私」は、何かに飲み込まれ、ドロドロに溶けてしまった。 溶け出した一部が、心の底にこびりついているだけ。 それはきっと剥がれない。けれど、綺麗な丸になって私の心を転がることはもうないだろう。
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