玉砕

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私は先輩にひとつお願いをした。 告白したことを黙っておいてほしいと。 先輩はその後周りに告げ口することなくいつも通り過ごしてくれた。それだけで私はとてもありがたかった。 それから時が過ぎ、私は3年生になった。 部活動を引退すると、私は受験生に成り変わった。 そして大学に合格した。 私は家族や友達に伝えたあと、先輩に連絡した。 *先輩、私大学に合格しました!! *受かったのか!おめでとう!で、番号ちゃんと合ってたか? *ちゃんと合ってますよ! 私は前と変わらない掛け合いに心が安らいだ。 *先輩、何かご褒美ください。 私はのりで先輩に送ってみた。 *そうだな。いつ空いてる?何か渡すわ。 と返事が返ってきた。
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