第一章 出会い

2/3
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
ドガァァァァァァン! 大きな音が洞窟に響き渡る。 彼は唇をかみしめる。 「ここまで......いや、違う!」 彼は立ち上がろうとした。けれど体がいうことをきかない。 「!?っ.....くそっ」 彼は必殺の「黒死呪文」をとなえようとした。 だが、相手のほうが一足早かった。 「ぐあっ.....!」 あたりに鮮血がとんだ。 彼は意識がなくなっていった。 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| 彼の名前はユウヤといった。 満月のある日、ユウヤは気が付いた。 (ここは...どこだ?) とっさにユウヤは起きた。体の痛みはなくなっていた。 見ると、古いアパートのようだった。 (アパートか。) そう思った瞬間に知らない少女がこっちをのぞいてきた。 「もう治ったのか?」 「ああ。」 と、ユウヤは答えた。 少女はそうっと近づいて、 「魔法使いか?」 と、言った。 また、ユウヤは 「ああ。」 と答えた。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!