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ドガァァァァァァン!
大きな音が洞窟に響き渡る。
彼は唇をかみしめる。
「ここまで......いや、違う!」
彼は立ち上がろうとした。けれど体がいうことをきかない。
「!?っ.....くそっ」
彼は必殺の「黒死呪文」をとなえようとした。
だが、相手のほうが一足早かった。
「ぐあっ.....!」
あたりに鮮血がとんだ。
彼は意識がなくなっていった。
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
彼の名前はユウヤといった。
満月のある日、ユウヤは気が付いた。
(ここは...どこだ?)
とっさにユウヤは起きた。体の痛みはなくなっていた。
見ると、古いアパートのようだった。
(アパートか。)
そう思った瞬間に知らない少女がこっちをのぞいてきた。
「もう治ったのか?」
「ああ。」
と、ユウヤは答えた。
少女はそうっと近づいて、
「魔法使いか?」
と、言った。
また、ユウヤは
「ああ。」
と答えた。
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