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『ルキくん。私、ルキくんを...
私の彼氏にしたいの!付き合ってください!!』
『あれ?俺らってもう、あ...なんでもない。
俺、あんたの彼氏になってやれない』
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私の名前は新田桃(ニッタモモ・17才)。高2になったと同時に、父の転勤により大須田高校に転校してきたのだ。
前の高校で、男子バスケ部のマネージャーをしていたので、こっちでも続けようと意気込んでいた。
何気ないことだった。気にしないふりをした。
なのに、やっぱり気になってしまう。
私、何かした?
毎日のことなのに、慣れないその視線。
慣れないよ。どうしてくれるんだよ。真田琉稀(サナダルキ)。
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